他人の相場を見ながら気長に待つのが投資成功への道

2020/05/26
思うように貯蓄が増えていかないと、今あるお金を運用して少しでも増やそうと考えがちです。お金を運用しようと考えること自体はいいことです。ですが、そう簡単に上手くはいきません。

株やドルを購入して初めてなのに、いきなり数万円儲かるということもあります。そういうこともあり得るのですが、いつも考えておかなければならないのは自分が儲ければ誰かが逆に損しているということです。儲かる方にまわるか、損する方にまわるかのどちらかです。

儲かる確率は五分五分と言いたいところですが、儲かる確率はもっと低いものです。何故なら、お金の運用の土俵に上がっているのはプロが殆どで、売り買いの腕や情報力、相場や投資対象を分析する力は私達とは圧倒的な差があります。故にプロ達のために損をしてあげる側になることが多いのです。

中にはプロではなく、普通の会社員や主婦でお金を数倍にできる人がいますが、彼らは天性のセンスの持ち主で、時間も相当費やせる人達です。また、損するかもしれない恐怖をコントロールできるようなタフな神経の持ち主ともいえます。

貯蓄が増えないから投資してみようと考えはじめたら、短期では覚悟して始めなければなりません。来年車検だから、それまでお金を高金利の外貨預金にでも預けておくという人がいました。でも、こんな動機なら止めておいた方が無難です。

また、3ヵ月後に新居に移るので、ぞれまでに増やしてエアコン購入代の足しにするという人もいましたが、勇気があるなと思いました。運だめしにはいいですが、近いうちに確実に使うお金は運用に出さないことをお勧めします。

では、普通の人である私達が運用しても無駄かといえば、そうではありません。短期で儲けようとすると失敗しがちですが、3年後、5年後に増えていればいいと、じっくり構えていると上手くいきやすいのです。

また、国内外に分散投資していると大幅に損することが避けられます。誰かを損させて自分が儲けるのではなく、短期で売り買いしている人達が、全体の価格を引き上げてくれた時に、ゆうゆうと売却して利益を得るという「じっくり型」がお勧めです。

そのためには価格が継続的に引き上がっていくような増収増益の個別の会社の株を選ぶか、日経225のような日本の主要な会社の株を組み込んだインデックスファンドや海外株式インデックスファンドなどを、じっくり持つというやり方がお勧めです。